自立援助ホームは、15歳から20歳までの子どもたちが入居し、生活をする場所です。安心して生活できる場を提供し、大人との信頼関係を通して社会で生き抜く力を身に着け、若者たちが経済的にも精神的にも自立できるように援助する事を目的としています。
ご挨拶
社会福祉法人三愛学園
理事長 高瀬 一使徒

ホーム長から

皆さん はじめまして
令和7年度ホーム長として拝命されました釜谷 豊です。
わたしは長年の重度障がい者施設での支援や管理業務の経験と児童養護施設さんあいでは3年間一時保護所の経験を経てから自立援助ホームに配属となりました。
三愛子ひつじ寮では思いやりのある人を育むために、家庭的な少人数制の雰囲気の中、職員と子ども、子ども同士の信頼関係を通じて心の安定や社会的自立を目指すホームとして支援を行っています。そのためには人はそれぞれ違うという事をまず理解し合い、尊重し合って利用者の皆さんが自分なりの自立を歩んでいけるようにお手伝いできる支援を行っていく事が大切だと思っています。
「人は一人では生きてはいけない」それは普段の生活の中で私たちが実感している事ですが、例えば医療や食料や住む家はどれくらい多くの人が関わって私たちが生活出来るように提供されているかと考えると感謝しかありません。ですから「人は一人では生きていけない。誰かが誰かを支えているんだ。」という事がわかります。という事は「自分自身も誰かを支えるために生きているんだ。」という事が見えてきます。利用者の皆さんは目の前の事が押し迫って広い視野でこれから出ようとしている社会を想像する事が困難な状況の方が多いですが、社会に出ようとしている準備期間に自立援助ホームの生活をとおして少しでも自分の存在意義や社会への感謝がわかるといいなと思っています。
最後に私自身は「人の本当の幸せは人を幸せにする事」を目標に日々三愛子ひつじ寮のかけがえのないスタッフとのチームワークをとおして、この自立援助ホームを盛り立てていきたいと願っています。
今後とも三愛子ひつじ寮をどうぞよろしくお願い致します。
「三愛子ひつじ寮」
ホーム長 釜谷 豊

名前の由来
法人理念の土台である聖書には、群れからはぐれた1匹の子ひつじのために他の99匹をのこして探し出す羊飼いのたとえ話があります。これは、「社会からはぐれた最も弱いものに対するケア」という福祉的な意味に置き換えることができます。新たに開設される「三愛子ひつじ寮」が、社会からはぐれてしまった子やはぐれそうな子たちが安らげる場、自立する場にしたいという思いを込めて命名いたしました。
施設の概要
寮の設備等
〇 居室
1階 女子部屋 1室(8畳)
2階 女子部屋 8室(6畳部屋4室 8畳部屋 4室)
〇 居室内仕様
押入とクローゼットあり(各1畳)
全室WIFI環境あり 全室テレビ設置可
〇 トイレ
1階 女子トイレ1 男子トイレ(職員用)1
2階 女子トイレ1
〇 洗面所
1階 2
2階 1
〇 浴室
1階 女子用 2
〇 洗濯機
1階 2
〇 リビング・ダイニング・キッチン
平面図

玄関扉の交換工事
篠原欣子記念財団様の助成により、玄関扉の交換工事を行いました。
古い扉は引き違いで、閉めても少し隙間があったり、鍵も閉めにくくなったりしていました。
今回の新しい開き戸はオートロックで、施解錠もタグキーになり機能性や防犯性が向上しました。
特に、利用者の安心感と安全性が向上したことに感謝でいっぱいです。
ありがとうございました。
扉交換前

交換後

寮の特徴
- 利用者の能力や特性に見合った、完全オーダーメイドの支援を実践しています。
- 十分な収入が得られなくても、スモールステップで自立のノウハウが学べます。
- 精神疾患や発達障害を持つ児者の対応も可能です。
- 通信制高校生の学習支援や家庭教師派遣、習い事等にも柔軟に対応します。
- JR深谷駅から徒歩20分の住宅街にあり、飲食店やコンビニ等の就労先も豊富です。
- 個人用の居室・ロッカー・食器・靴箱があり、Wifiも完備されています。
- 法人との密な連携により、安定した支援体制を維持することができます。
支援の特色
~子ひつじ寮では次の3種類に大別して自立支援を行っています~
1.自立就労支援
社会人生活をする準備期間なので、まずは自分で稼いだお金で生活費を支払って自立生活する基盤確立を目指すための支援をします。
例:地域の就労場所の探し方 就労する場合のマナー お金の貯め方 就労継続方法等
2.在学・進学自立支援
高校・大学・専門学校等の在学生活とバイトの両立が出来るように支援します。
次の進学にステップアップするため奨学金・補助金・助成金等を得て自立生活を継続するための支援をします。
例:奨学金・補助金・助成金等申請補助 物件探し補助・入学手続き補助等
3.上記以外の自立支援
1.と2.では自立が困難であると、本人・児童相談所・子ひつじ寮が判断した場合、オーダーメイドで本人にとって望ましい支援を検討していきます。
例:障害者手帳を利用した障害者雇用、障害福祉サービスの利用、家庭復帰、グループホームへの入居等
*原則的には、入寮時に1.が2.のどちらかを選び、最初の自立支援計画を決めます。
途中での変更は可能ですが、その都度、職員と相談をしながら決めていきます。
利用者への確認事項
在学中の方へ
- 高校生(通信高校も同様)は、学業を優先して卒業を目指します。
- 就学支援金は国の税金から、奨学金・各種支援金は自治体や民間団体から頂いていますので、無駄にしないためにも有効活用してください。
- 社会的養護の人たちは、このお金がたくさんあるので、授業料が無料・減免になります。それを無駄にしないようにしてください。
社会人利用者の方へ
- 仕事を続けることがつらい場合、転職してもかまいません。
- 仕事の無断欠勤はしないように就業規則やマナーを守り報告・連絡・相談を行ってください。
- 辞めたいけれど、どのように会社に伝えればいいか分からない場合は、職員に相談してください。
- いろいろな仕事をしてみて、自分に合った仕事を見つけることが大切です。
- 毎月の給与明細は開示してください。
全利用者の方へ
- 自立援助ホームは、自立準備に向けてお金の貯め方を知る施設でもあります。給与の7割を自分用として使えるようにホームで支援して3割を貯蓄します。
【参考】 退寮に必要な金額は、引越し費用(運搬代・家電代等)30万円+半年分の家賃20万円=約50万円です。 - 自己資金がない場合、1年間の就労状況や貯蓄状況を見て、必要額を継続して貯蓄できると判断した利用者のみ、自動車免許取得や、進学支援を検討します。
- 自立や学業以外の目的でお金の使い過ぎがある場合、児童相談所CW同席のもと、職員が臨時にお金の管理をすることも検討します。
児童養護施設さんあいのホームページはこちらから


